【梅酒】日本酒ベース Sake-based

日本酒ベースの梅酒は、日本酒の持つ繊細な風味と梅の爽やかな酸味が見事に調和した梅酒です。一般的に、ホワイトリカーベースの梅酒に比べて、よりまろやかで奥深い味わいが特徴とされています。

日本酒の米由来のふくよかな旨みや甘みが、梅の酸味や香りを包み込み、角の取れた優しい口当たりになります。銘柄によっては、日本酒の吟醸香が梅の香りと相まって、華やかで上品な香りが楽しめるものもあります。アルコール度数も比較的手頃なものが多く、食前酒や食中酒としても親しまれています。

日本酒ベースの梅酒 人気銘柄とその特徴・味わい

日本酒ベースの梅酒は、日本酒の持つ米由来の旨みや甘みが、梅の爽やかさと融合し、まろやかで深みのある味わいを生み出すのが特徴です。ホワイトリカーベースとは一味違う、上品な風味が楽しめます。

1. 賀茂鶴 純米酒仕込 梅酒 (かもづる じゅんまいしゅしこみ うめしゅ)

• 特徴・味わい: 広島県の賀茂鶴酒造が造る、純米酒で仕込んだ梅酒です。純米酒の豊かな旨みと、国産梅の上品な酸味が絶妙に調和しています。甘さ控えめで、すっきりとしながらも、梅の香り高さと日本酒のまろやかさが感じられます。食中酒としても楽しめるバランスの良さが魅力です。
• おすすめの飲み方: 冷やしてストレートやロックで、食前酒や食中酒として楽しむのがおすすめです。

2. 紀州のうめ酒 (きしゅうのうめしゅ)

• 特徴・味わい: 和歌山県の平和酒造が造る、銘酒「紀土（KID）」の蔵元が手掛ける梅酒です。フレッシュな南高梅を、日本酒「紀土」の純米酒で漬け込んでいます。梅の芳醇な香りと、純米酒由来のふくよかな旨み、そしてキレの良い酸味が見事に融合しています。甘みと酸味のバランスが非常に良く、食中にも合いやすいです。
• おすすめの飲み方: ロックや水割りで、食事と共にそのバランスの良さを楽しむのがおすすめです。

3. 東一 純米吟醸仕込み 梅酒 (あずまいち じゅんまいぎんじょうしこみ うめしゅ)

• 特徴・味わい: 佐賀県の五町田酒造が造る、人気銘柄「東一」の純米吟醸酒で仕込んだ梅酒です。純米吟醸の持つ華やかな香りと、透明感のある繊細な味わいが梅の風味と一体となっています。甘さは控えめで、すっきりと上品な口当たり。余韻には、日本酒の吟醸香と梅の爽やかさが長く残ります。
• おすすめの飲み方: 冷やしてストレートで、その繊細な香りと味わいをじっくりと堪能するのが最適です。

4. 上喜元 梅酒 (じょうきげん うめしゅ)

• 特徴・味わい: 山形県の酒田酒造が造る、日本酒の銘醸蔵が手掛ける梅酒です。上喜元の純米酒をベースに、山形県産の梅を使用しています。米の旨みと梅の酸味が調和し、豊かなコクとキレの良さが特徴。甘すぎず、食事と共に楽しめる、落ち着いた味わいです。
• おすすめの飲み方: ロックや水割りはもちろん、少し温めてお燗にすると、まろやかさが増して違った表情を見せてくれます。

5. ちえびじん 紅茶梅酒 (ちえびじん こうちゃ うめしゅ)

• 特徴・味わい: 大分県の中野酒造が造る、梅酒に紅茶の風味を加えたユニークな日本酒ベース梅酒です。国産の梅と日本酒をベースに、アールグレイの茶葉で香り付けされています。梅の甘酸っぱさに、紅茶の華やかで上品な香りが加わり、複雑で奥行きのある味わいです。甘さも程よく、リラックスタイムにもぴったりです。
• おすすめの飲み方: ロックやソーダ割りで、紅茶の香りを楽しみながら飲むのがおすすめです。デザート酒としても優秀です。

6. 天狗舞 梅酒 (てんぐまい うめしゅ)

• 特徴・味わい: 石川県の車多酒造が造る、銘酒「天狗舞」の蔵元が手掛ける梅酒です。梅と日本酒をシンプルな材料で丁寧に仕込んでおり、天狗舞らしい米の旨みとコクがしっかりと感じられます。梅の酸味とのバランスが良く、甘すぎずに、しっかりとした飲みごたえがあります。
• おすすめの飲み方: ロックや水割り、または食後のデザートワインのようにストレートで、その奥深い味わいを楽しむのが良いでしょう。